荒木孝文-そのまんま荘オーナーの呟き-

都内で地方就活生が無料で泊まれる「そのまんま荘」というゲストハウスを3年間やっています。

悲しくて 悲しくて 言葉にできない

悲しくて

悲しくて

 

言葉にできない。

 

 

言葉じゃあ、表現できない くらいの

気持ちは、 そっと 歌に乗せる。

 

誰にも言えない 気持ち

ぎゅっと胸にしまって、閉じ込めて、封をかけて 

なかったことにしてきた。

 

 

「友達」

 

たった1単語。 だのに、どれだけ怖くて

どれだけ悲しくて、どれだけ寂しくて

どれだけ辛かったか分からない。

 

 

 

ずっと、「友達」が 分からなった。

今でも分からない。

 

小さなころ、 本気で「100人できたらいいな、おともだち」

そう思っていた。 できたら、きっと、きっと、きっとね

 

毎日が楽しくて、HAPPYで、お父さんお母さんと

遊べていなくても、寂しくないかもしれない。

 

そう想像して、嬉しかった。だから

本気で「100人できたらいいな、おともだち」

そう・・・ 思っていた。

 

 

 

だけどね、上手くいかなかったんだ。

上手く・・・いかなかったんだ。

 

「ともだち」になれるかも、と思ったクラスメートには

石を投げられたよ。

 

弓を射られたよ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悲しい。

 

 

 

どこにも行けない気持ちは

ぎゅっと ぎゅっと ぎゅっと

閉じ込めた。胸の中。

 

誰にも 誰にも バレちゃだめだったんだ。

おとうさんにも、おかあさんにも、学校の先生にも、クラスメートにも

近所のおっちゃんにも、公文の先生にも、誰にも誰にも

 

誰にも、バレちゃだめだったんだ。

 

なかった。そんな気持ちは

僕の中には、なかった。

 

 

なかった、なかったんだ。そう思わなきゃ、毎日を生きていられなかった。

なくなんてなかったのに。うう。

 

 

どこにも行けない 気持ちと

一人ぼっちの 僕。

 

「ともだち」という言葉は

いつしか、楽しさを連想させる言葉ではなく

悲しさ、怖さ、辛さ、シンドさを表す 言葉になりました。僕の中で。

 

 

 

悲しくて

悲しくて

 

言葉にできない。

 

 

でも、誰にもこの気持ちを

話しちゃぁ、ダメ。だって、心配・・させちゃうもの。

 

心配、させちゃうもの。

だから、ダメなの。 お父さん、お母さんが

好きだったから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どこにも行けない気持ちと

一人ぼっちの 僕。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悲しい。

 

 

 

 

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