荒木孝文-そのまんま荘オーナーの呟き-

都内で地方就活生が無料で泊まれる「そのまんま荘」というゲストハウスを3年間やっています。

生もの注意

今回は、生ものです。

 

生ものとは、

一言でいうと、調理前の鶏です。つまり、食べやすく調理されていない状態です。

 

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 文章なら、添削前の文章。普通は駄文のままで出せないから、添削するのだけど

 

調理する前の状態で、残しておきたい時

あります。

 

 

ショックな出来事とか、特に。

 

 

 

 

 

昨日、13年間

ずっと傍にいてくれた、友達を埋めてきました。

名前はパル(英語で友達)。

 

 

 

  

知らせを受けた時、

事実を受け入れられず、周りに誰もいなくなったのを見計らって

 

もう一度、知らせを見て

 

 

 

どうしようも なくなりました。

行くあてもなく、全身に悲しさと重さを感じ、

じっとしていられなくなって、歩き始めました。

 

えんえん、涙が次から次へと頬を伝い

とにかく、吹き出る 感情を止める術がなく。

 

 

泣きじゃくりながら、ひたすら歩きました。

早朝、響き渡る泣き声に道行く人の視線を感じつつ

 

けど、どうにも気にならず

ただ、ただ止まらぬ すすり声を、確かめるように、

ただ歩きました。

 

 

 

 

ああ。

 

 

 

突然ですが。小学校時代、

「友達ってなんなんやろ?」思ったことありませんか?

 

 

友達と呼べる存在っておらへんのちゃうんかな?って

真剣に悩んでいた時期がありました。

 

 

 

そんな頃、親から二つのモノを買ってもらったんです。

一つ目は当時大流行りだったプレイステーション2。

当時、こいつさえあれば最強という風潮がありましたからね。はい。

 

もう一つは

セキセイインコでした。友達が欲しかった僕は、彼を英語で「友達」を意味するパルと名付けました。

 

 

 

 

 

 

学校から帰っても

遊ぶ友達がなく(外に出て行っても、いいコトなかった。)ただ漠然とプレイステーション2の

ボンバーマンジェッターズをプレイしていると

漠然とした虚無感に襲われました。

 

(目が痛いなー。とか、こんなの意味ないのになー。とか)

 

 

 

 

それよりも、両手に収まる温もり・・パルと

一緒に遊んでいるトキが、ずっと、有意義で

 

孤独じゃなく、楽しかった。

 

 

 

 

初めて出来た、ヒト以外で

ヒト以上だった 友達。

 

 

 

彼がいたから、途中自ら命を絶つことなく歩んでこれた。

石を投げられ、ボロボロになって帰った日。

 

お父さんには、心配かけるから言いたくなくって

お母さんには、どう話したらいいかだなんて見当もつかなくって。

 

 

家に帰って、誰もいないのを確認し

 

 

パルを鳥籠から出して、

一緒にいてもらいながら、

 

みじめで悔しくって悲しくって

ただただ、泣いた日。 

 

 

パルがいたから

ここまで・・・。

 

 

 

そんな「友達」が13年間の天命を果たし

帰らぬ存在になりました。

 

 

ああ。

 

 

 

 

ただただ

 

ただただ、

感情が 溢れ、止まらない。

 

 

「パルー、もっと一緒にいたかったよぅ。

君がいたから、ここまで来れたのにさー、

来れたのに、さぁ。」

 

 

パルー。